勉強会のお楽しみ「コーヒーパスポート」

社内で開催している「仙台まちの歴史勉強会」。

この勉強会のもうひとつのお楽しみが、

こちら!

会社が用意してくれるスターバックスのコーヒーと、スタバの「コーヒーパスポート」♪

スタバで提供しているコーヒーの銘柄が載っていて、お店でパスポートを提示すると、そのとき飲んだ銘柄のスタンプシールをもらえるんです♪

今回のコーヒーは、これ!

このパスポートには、この他、テイスティングの仕方や銘柄のあれこれ、ロースト方法、銘柄別の食べ物との相性など、コーヒーのあれこれも記載されています。

全ページのスタンプが欲しくなります♪

次の勉強会では、何が飲めるかなー。

 

以上、勉強会のもうひとつのお楽しみ、の話でした。

「まちの歴史勉強会」開催!

「街の地理だけではなく、街の歴史も知っている」

そんなタクシードライバーを目指し、「仙台・まちの歴史勉強会」を開催しました。

コーヒーを飲みながらの、気楽な勉強会です。

第一回目となる今回は、

「政宗公は、なぜ仙台の地に城を築いたのか?」

というテーマからスタート。

シャチョウの話が(いつものことですが!)長くなり、予定の半分も終わらないまま、あっという間に終了時間になってしまいました。

仙台のまちには、歴史を感じさせる建物などは、残念ながらほとんど残っていません。

が、藩政時代の「町割り(街路区画)」は、今でも至るところに残っていて、タクシーは、当時の町割りの上を日々走っています。

その痕跡を見つけて、仕事もまちも楽しむ「仙台・まちの歴史勉強会」、これからも続けていきたいと思っています。

紅梅、白梅、みーつけた♫

まだまだ寒い仙台。

ですが、日差しの温もりに春の訪れも感じられるようになってきましたね。

そこで春をさがしに行ってみたら、天神様に白梅、愛宕山に紅梅を見つけましたよ♪

.

まずは、榴岡天満宮へ。

白梅がちらほら咲き始めていました。

とっても良い香りです。

ちなみに元禄の絵図で天満宮を見ると、ちゃんと梅?桜?の絵が描かれているんです!

絵図好きの萌えポイントです・笑

天神様ということで、境内は、受験生やそのご家族の方々でにぎわっていました。

みなさんに春が来ますように!

.

続いて、愛宕神社へ。

がんばって上りきると、、、

紅梅がきれいです。

蠟梅の花も咲いていました。

愛宕神社から仙台の街を眺めると、河岸段丘の上にできた町だということがよくわかります。

段々になっていますよねー。萌えます・笑

.

愛宕神社に来たら、愛宕橋まで降りて広瀬川を見に行きましょう!

愛宕堰。川面がキラキラです。

広瀬川も春めいてきました。

.

春が待ち遠しいですね。

知事公館へ!訪れた理由は…

知事公館へ行って来ました!

理由は…後ほどご紹介するとして、早速、館内をご覧下さい♪

その前に、場所はこちら。

新坂を登り切ったところですね!

ここは元禄8年、四代綱村公の家臣・田村内蔵允顕行が屋敷を普請した場所。

殿に願い出て、屋敷前から崖下への道、つまり「新坂」を作ったのは、この方だそうですよ!
知事公館といえば、この門が有名ですね。

ここが第二師団長官舎として使われるようになった大正時代、仙台城にあった門を移築したと言われています。

 

門には、シャチホコだけでなく、かわいいウサギが^_^

政宗公が卯年だから、という説もありますが、これは火伏せの「波うさぎ」かな?

 

門をくぐって、左手に公館があります。

 

まだ寒かったものの、館内には春らしい柔らかな光が差し込んでいました。

 

シャンデリア。

 

透かしガラスもおしゃれ。

 

貴賓室。奥の椅子が知事席?

 

椅子からの眺め。

 

お庭もきれい。

 

青い屋根の下にあるのが、メインの洋室✨

この日ここで開催されていたのは…

「せんだいコンセキ発掘塾・公開ミーティング」

仙台の街全体を遺跡に見立て、まち歩きの達人に学びながら、そのコンセキと達人の目線を学び楽しもう!というものです♪

(「せんだいコンセキ発掘塾」について、詳しくは仙台市市民文化事業団のページへ)

 

実は弊社シャチョウ、「せんだいコンセキ発掘塾」の第1期塾生!

今日は塾生が「自分がナビゲートする仙台」を発表する日なのでした。

 

皆さんに説明するシャチョウ^_^

 

各部屋にはそれぞれ絵画やパネルが飾ってありました。

 

県のマークのステンドグラス。

 

桜の咲く頃、若葉の頃、と、季節毎に訪れたい場所でした。

 

新寺めぐり〜「孝勝寺」

昨日の朝は、立春にふさわしい青空が広がっていました!

まさに「仙台ブルー」♪

春を間近に感じながら、街歩きが楽しい季節がやってきました。

ということで、ぶらぶらと、新寺めぐりへ。

今回は「孝勝寺」をご紹介します。

 

柳町通と東七番丁の辻をまーっすぐ東へ、突き当たりに見えるのが「孝勝寺」です。

元禄の絵図にも載っています♪ 当時から広い!

 

立派な山門は、仙台城から移築された貴重な建造物だそうです。

写真では分かりづらいですが、瓦に伊達家の御紋が入っています。

 

境内に入り、こちらは、四代綱宗公が造営した「釈迦堂」。

仙台市の指定有形文化財にも指定されています。

 

幼少の頃の綱宗公がお母様・初子に抱かれた像。

 

五重塔は、青空に映えてきれいでした!

 

仙台市の保存樹木となっているクロマツなど、他にも見所がたくさんでした。

春の花が咲き始めた頃もきれいでしょうね!

そろそろ見頃!瑞鳳殿、青葉山の紅葉🍁

立冬もすぎ、紅葉が里にも下りてきましたね。

瑞鳳殿、経ヶ峰から青葉山にかけても、紅葉が少しずつ見ごろを迎えているようです。

 

こちらは、緑に赤に青空のコントラストが美しい、瑞鳳寺。

 

涅槃門の辺りは、もう少しでしょうか。

 

瑞鳳殿の彫刻も、木々に劣らずいろどり鮮やかです!

瑞鳳殿では、11月10日~12日、及び17日~19日に、夜のライトアップも行われるそうです、楽しみですね。

 

変わってこちらは、下から見上げる大橋と、広瀬川。

輝く川面に紅葉が映るのも、もうすぐ!

 

おっと、ここまで来たら、古地図ファンの皆様は大橋から「かつての橋脚跡」を見下ろすのもお忘れなく^^

 

そして仙台城址。きれいですね!

瑞鳳殿も青葉山も、市街地のすぐそばですし、もっと身近の公園や街路樹にも、秋があふれていますね。

仙台の秋はかけあしですので、思い立ったらふらっと、紅葉を見にでかけましょう。

ここはどこでしょう?

小さな横断歩道がある、この細い道路。

江戸時代の水路の、暗渠(あんきょ)なんです!

 

同じ場所で後ろを振り返ると、こんな風景。

水路はこの緑地の下を進み、写真の向こう、広瀬川へと今でも雨水を流しています。

 

さて、ここは、どこでしょう??

 

ヒントは、この古地図です。

手前が広瀬川。右手の「西光院」は、今でも同じ場所にあります。

 

こんな古い地図に描かれた水路が、今でも残って使われているなんて、すごいですねぇ。

 

大雨の翌日、道路に耳を近づけてみると、水の流れる音が聞こえることもあります。

ぜひ探しに行ってみてくださいね!

 

陸奥国分寺「天平廻廊」

 

青空に映える、あでやかな朱色。

美しいですねぇ!

まるで奈良の都のような風景ですが、ここは、仙台の薬師堂です!

 

7月末、薬師堂の前に、陸奥国分寺・尼寺跡のガイダンス施設がオープンしました。この朱色の建物は、ここに設けられた休息スペース「天平廻廊(てんぴょうかいろう)」です。

廻廊、つまり廊下ですね。なるほど、遠くから見ると、廊下っぽいです。

奈良時代の寺院の廻廊が、宮大工さんの手による伝統工法で再現されているそうです。

 

緑の格子からのぞくと薬師堂の仁王門が見えるのですが、この写真だとわかりづらいですね💦

 

こちらは、ガイダンス施設の入り口。

施設内では、国分寺の歴史や出土品が紹介されています。

 

天平廻廊の柱石が秋保石で作られているそうで、いま施設を訪れると、開館記念の「秋保石コースター」がもらえます(無くなり次第終了とのことなので、お早めに)。

 

ちなみに陸奥国分寺の柱石は、今の与兵衛沼近くなどで産出されたそうです。そのようなことも、施設の展示で紹介されていました。

柱石の跡は、薬師堂の境内にたくさん残っています。

1,000年以上も前に、この石が枡江あたりから運ばれてきて、その上に、あの朱色の柱が建っていたことを想像すると、興味深いです。

 

薬師堂を再興してくださったのは政宗公。なのでこの周辺は古地図歩きの楽しいスポットでもあります!

その話は別記事で。

 

秋の散策にもぴったりな薬師堂。

毎月8日の「お薬師市」に合わせて訪れるのも楽しいです。

 

「丁切り柵」跡、行ってみました

某社員が、江戸時代の町屋のはじっこ「丁切り柵」跡を見に行ったそうです。

写真は河原町、町屋の最南端の「丁切根跡」。「江戸から下った人たちがどう城に向かったのか、ここから歩いてみたかった」とのこと。オタクですねぇ。

この後、無事「登城」し、帰りも大手門から芭蕉の辻まで歩いて下ってきた模様。天気が良くて何よりでした。

※タクシーのご用命、お問合せはこちらから、お気軽にどうぞ!

四ツ谷用水とへくり沢の交差点

この古地図(五厘掛絵図)の中央、四ツ谷用水とへくり沢(巴川)が交わる様子が描かれている場所は、今でも2つの水路が交差していて、暗渠の下から水音が聞こえます。

こちらは、巴川の暗渠にへくり沢を向いて立ち、四ツ谷用水の暗渠を左右に見ながら撮影した水音です。けっこう大きな音!

近くの石切橋のたもとには、石切町・覚性院丁の辻標が。「町」と「丁」の違いにも注目です。

春日神社の緑も美しいこの交差点。ここから、暗渠を西に辿って行くと、大崎八幡宮の鳥居の下にある小さな橋までつながっています。

※タクシーのご用命、お問合せはこちらまで。