仙台で臥龍梅といえば、若林城(宮城刑務所)や瑞鳳殿のものが有名ですが、今年初めて一般公開される臥龍梅が、愛子にあります。
それがこちら、「せいざんの臥龍梅」です。
樹齢は、およそ420年。
愛子中央にある個人宅の梅で、2016年に仙台市の保存樹木に指定されました。
この梅の木、1590年代ころに、徳川方の武将だったこのお宅のご先祖が、水戸藩の徳川光圀公の隠居所であった「西山荘」から拝領したもので、愛子への移住に伴ってこの地に植えられたと伝えられているそうです。
庭にはこの他にもたくさんの梅の木が植えられており、あたり一帯が梅の甘い香りでいっぱいでした。
「せいざんの臥龍梅」の一般公開は4月13日まで、時間は午前10時から午後4時です。
愛子駅から徒歩で10分くらいです。